会長挨拶

庄司裕一

北九州情報サービス産業振興協会(KIP)は、「情報サービス産業発展のための社会的、経済的環境の整備を通じ、地域の情報サービス産業の振興を図るとともに、地域経済の発展に寄与すること」を目的として、地域の情報サービス企業や大学等の教育機関、行政機関を主体に、1989年5月に設立されました。
令和3年4月現在、正会員22社、賛助会員19社、合計41社の会員を擁しております。
今日、様々な分野において、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが注目されています。
DXとは、「データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」(経済産業省の定義)とされています。
KIPにおいても、このDXに取り組むことにより、ビジネスの多様化やユーザーのマインドの変化に対応していくことが重要になると考えております。
KIPでは、かねてより「人材育成」、「交流」、「広報」を、事業の大きな柱として取り組んできました。これからの時代(DX)に対応していくためには、この三つの事業による人的基盤づくりは、一段と重要性を増しました。時代の変化に対応するため、ご協力いただける仲間を増やしつつ魅力ある協会を目指してまいります。
会員の皆さま、並びに我々と一緒に新たな情報サービス産業の構築を目指される企業のご協力とご支援を、お願い申し上げます。

北九州情報サービス産業振興協会
会長 庄司 裕一